トンレサップ湖の水上レストラン
今日はワニを食いたい🐊
とワニがいそうなトンレサップ湖に行く。レストランを検索してトゥクトゥクを呼んだ。少し田舎に行くと本当に何もない。屋根が機能してない家、雨季で水位が上がった時を考えて設計されたであろう家、水上に浮かぶ藁の家、竪穴式住居みたいな家がポツポツあるくらいでそれ以外は畑か水たまり。
湖まであと3キロの地点でトゥクトゥクが止まった。これ以上先へは行けないと言う。理由はわかりきっていた。船が儲けることができなくなるから。限界まで行って欲しいと頼んだ。結局怒られたが、あいつはいいやつだったので、そのままそれに乗ってまたダウンタウンに引き返した。片道分の料金で往復してくれた。その時に見た景色が好きだった。と暑すぎて吸い込まれたお洒落な冷房ガンガンのレストランと冷静に考えた。
今日はトンレサップ湖の行き道にあった水上に浮かぶ藁の家で泊まろう。見つかるわけないと思うが、ブッキングドットコムで探す。すると、それらしいのが一件あった。アゴダでも一件あった。町から離れてる方を選んだ。GRABを使って、そこへ向かった。
周辺まで来ても、地図の場所に宿らしき家はない。船を作ってる工場でその宿を知ってるか聞いてみることにした。気になったのは犬と三、四歳の子供二人、片方はパンツ、片方はシャツのみを着用してる。お姉ちゃんかお母さんらしき人が出てきてなんと、普通に英語を話した。聞きまくった。めちゃくちゃ協力的で宿に直接電話してこの工場までピックアップをよこしてくれた。
おっさんとバイク一台、男女二人共に10キロの荷物持ち、この三人乗りは無理だと思った。けど余裕だった。そこから三人乗りにそれほど抵抗がなくなった。
宿は、水上に浮かぶ藁の家の前だった。泊まるのは部屋は普通。ベッド一台、扇風機、清潔感はなかったが、ヤモリが何匹かいた。全然気にならない。だって水上でカエルと寝ようと思ってたからちょっと残念なくらい。
荷物を置いて速攻、水上に浮かぶ藁の家が何なのか確認に行く。中にはハンモックと机一台、その上にカゴがあった。それが数十個あって、誰もいない。と思ったが奥に何人かの若いローカルっぽい子達がいて、ここが何かを尋ねた。
レストランと言う。その時ちょうどお腹も空いていてここで食べることが決まった。
適当な場所の中に入った。テーブルに置かれたカゴの中には飲み物が入っていた。壁にはクメール語で書かれた文書と番号。一か八かでそこに電話した。合ってた。来てくれるらしい。
遠くからメニューを持ってきてくれた。初見のレストランはオーダーに時間がかかる。メニューを持ってきた彼女はオーダーを待っている。ビールを注文して、持って来てもらう時に料理をオーダーしたいと伝えた。
そのすぐあと、花火のような音がした。やっぱり花火だった。最高のサプライズ、花火と聞くと思い出してた嫌な思い出が上書きされた。泣いた
ロックラック(サイコロステーキ)を食べた。カンボジアは10歳くらいの子供も働いている。そこの会計もそんな女の子だった。
その帰り道、宿の主人がテーブルを出して仲間と飲んでた。もちろん乱入する。クソおもろかった。カエルは余裕だったけど、鳥の頭は気分悪かった。ビールもいっぱい飲んだ。ゲイっぽい人が働く大切さを語ってて、ノーマネーノーハニーと言ってた。
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明日、トンレサップ湖を船で渡って向こう岸まで行きたいと相談した。今の乾燥している時期は船がないと言ってた。今朝、周辺まで行った時も聞いたが川から湖へ出る船しかないと言われていた。仕方ない。これは諦めてバスにしよう。