惰性でアユタヤ遺跡巡り
昨晩、まるで何もなかったように空は晴れてオレ達はゲストハウスで目を覚ます。感情を使い果たしてしまったのか、うまく笑って話せない。身体は確かに無事でも、財布と止まったクレジットカードを意識してしまう。所持金は300USD。二人で五日間生きるには十分だが、どうやって楽しむかが重要になる。
バンコクから出たい。もう街も人もうんざりだ
観光でもしてテンションを上げようと、アユタヤ遺跡を選んだ。電車、バス、安く行く方法は存在したが、タクシーを1日契約でチャーターした。あの時、本当はもう少し落ち込んで頭を整理する時間が欲しかったくらい落ちるとこまで落ちていた。
行くと馬鹿みたいにまた燥ぐ、笑
感じるものは少なかった。悲しかったから
自然は街よりいい。癒される
そうだ、島に行こう。異論は認めなかった